
ジム・ランビー、渋谷清道、エルネスト・ネトの3作家が展開するインスタレーションアートに行く。作品に入り込んでいく感覚が心地よく、東京オペラシティという巨大なギャラリースペースを直に感じられる構成も良い。ジム・ランビー作品では眩暈、渋谷清道作品では静謐、エルスト・ネト作品では緊張をもって、参加するものの感覚に干渉してくる。感覚を研ぎ澄ますのではなく、その感覚を捨てること。ある意味で、これはトランス状態にいたるための準備なのかもしれない。常にニュートラルでいることは難しいが、こういった作品に触れることで、ニュートラルでない自分に気がつくのもまた良い。
【MELTING POINT ― ジム・ランビー/エルネスト・ネト/渋谷清道】
2007年7月21日(土)~10月14日(日)
東京オペラシティアートギャラリー(3F ギャラリー1・2)