芳年 – 『風俗三十二相』と『月百姿』」(後期展示)

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原宿ラフォーレの裏にある太田記念美術館に「芳年 – 『風俗三十二相』と『月百姿』」展を見に行きました。


館内は畳が敷かれ盆栽が飾られ、履物を脱ぎスリッパで閲覧するといった、ここが原宿のど真ん中だということを忘れてしまうほど純和風の空間でした。
今回見に行った月岡芳年とは幕末より明治にかけて活躍した「最後の浮世絵師」と呼ばれた浮世絵師です。展示内容は32点の美人画と月をモチーフにした100点の連作の一部が公開されていました。
「月百姿」では牛若丸や三国志など歴史(物語?)の一場面をモチーフにした作品が多く、歴史好きの自分にはかなりツボでした。
特に孫悟空を描いた作品は、今まで自分が抱いていた浮世絵のイメージ、平面的で構図もちょっと形式的とも言えるぐらい決まっている、といった印象とは全く異なるものでした。紙からはみ出すほど大きく描かれた満月、それを背景に大きく躍動する孫悟空と一匹の兎。浮世絵というよりも、劇画、孫悟空のブロマイドといった感じで、単純にカッコイイと思えるものでした。
幕末の人達も、この絵をみてグッときてたのかなと思いをはせてみたました。
「芳年 – 『風俗三十二相』と『月百姿』」(後期展示)】
太田記念美術館
2009年6月2日(火)~6月26日(金)

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